既存WordPressテーマのカスタマイズ

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ここ1ヶ月間ほどの間に、既存Wordpressテーマのカスタマイズ作業をいくつかお受けしました。
普段はゼロからデザインを作成して、オリジナルでWordpressのテーマを作成することが多いのですが、個人の方の案件や、ブログ、予算がかなりない案件などの場合は既存テーマをカスタマイズすることもあります。
作業をしていて既存テーマのカスタマイズで気になったところがありましたので、メモがてらまとめてみたいと思います。


1、海外のテーマは文字サイズや行間などが英語基準になっているので、日本語を入れると読みづらかったりとたんにダサく見えたりする。

外資系の会社のサイトなどでも、海外のデザインのまま日本語にしたんだろうな、というのを見かけたことがある人もいるのではないでしょうか?
英語でデザインしたものをそのまま日本語にするとなんだかダサく見える問題。
日本語のほうが全体的に少し大きいからそう見えてしまうのか、行間など含め全体のバランスなのかわかりませんが、見た目と読みやすさにこだわりたいなら修正したいところです。

2、色を管理画面で変えられないテーマも多い

コーポレートカラーを使うなど、サイトで企業や個人の雰囲気を伝えるのに色はとても大切です。
管理画面から色が変えられるテーマもあるようなのですが、私が使った限りでは管理画面からの修正ができないテーマも多く存在します。

3、フッターなどのウィジェットの数がデザインにより決まってしまっている

フッターにウィジェットを入れることができるテーマなどで発生する問題ですが、コンテンツは3つ分しかないのに、デザイン上は4つ入れないと崩れて見えてしまう、ということがありました。
コンテンツ>デザインでサイトを作るのが正解なのですが、既存テーマだと部分的にデザイン>コンテンツになってしまうことも。

4、複雑なので慣れていない方のカスタマイズはなかなか難しい(と思う)

慣れれば使えるようになるとは思うのですが、普段Web制作を行っている私でも各テーマがどんな作りになっているか理解するのに時間がかかるため、Wordpress初心者の方などがカスタマイズするのはとても難しいのでは?と感じています。
どこが変えられてどこが変えられないかわからないのもイライラポイントになりそう、、

5、Gutenberg非対応テーマもある

人気の有料テーマというのも触ってみたことがあるのですが、現在のWordpressエディタのGutenbergが非対応でした。
長く追加費用なしで使うにはGutenberg対応テーマのほうがよいなーと思ったりして。
時間の経過とともに改善されていくのではないかと思いますが、、


ちなみにデザイナーの私は管理画面ではなく、テーマファイルデータのphpやcssなどの元テーマファイルを修正しながらカスタマイズを行いました。
(このあたりは普段自分でテーマファイルを作成しているからこそかもしれません)
既存テーマは作りもそれぞれ違い、一概にどこをどうしたらこうなるみたいなものではないですし、情報が英語でわかりづらかったり、日本語であってもなんのことだかわからないこともあると思います。
とはいえ独自でテーマを作るよりは簡単に使えるのが魅力ですね。
既存テーマカスタマイズは独自テーマと比べると制作予算も抑えられるのもよい点だと思います。

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