ユーザーインタビュー振り返り(UX)
今年は練習としてユーザーインタビューを何度か行いました。
また、アイデアソンに参加し、メインユーザーとして選ばれ、ユーザーインタビューを受ける体験もすることができました。
インタビュー体験で感じたことなどを振り返ってみたいと思います。
ユーザーインタビューをしてみて
- 深堀が想像以上に難しい。
後でインタビューからインサイトを得る段階で、深堀できていないばかりに、これってどういうことなんだろう?もっと詳しく知りたいということが出てくることがありました。 - インタビューに慣れていないので用意した質問項目を聞くのに一生懸命になってしまう。
何度もインタビューを行なっているうちに慣れてくるのではないかとは思っています。 - インタビューから得たインサイトもチームの各メンバーそれぞれ、どれを重要と感じるかが違っていたりするので、得たインサイトについてチームで話し合うことも必要なのではないかと思いました。
- インタビューの質が悪いと出るアイデアの質も落ちる、というのは肝に銘じたいです。
ユーザーインタビューを受けてみて
インタビューを受けてみて、インタビューを受ける体験が、インタビューをする立場としてもすごく役に立つのではと思いました。
具体的に体験してこれは!と思った点ですが、例えばインタビューの流れで、散歩と動物という話が出たとして、私的には、散歩をものすごく大切にしていて、散歩の中に楽しみや工夫を見出していても、インタビューをする人が散歩はたいしたことがなく、動物は重要だと感じていると、散歩について深堀されることはなく、インタビュー自体が浅いものになってしまいました。
その体験を通して、インタビュアーのフィルターとは恐ろしいものだと思いました。
ユーザーは自分ではないので、自分の中で、これは面白そう、これはきっと大したことがないと、勝手にジャッジせずに、どこにユーザーが大切にしているポイントが潜んでいるかわからないと思ってインタビューしなければいけないと強く思いました。
また、聞かれなければインタビュイーから勝手に話をすることもしないので、永遠にユーザーにとって大切なことであっても聞くことができなくなってしまう=なのでインタビュアーの質問、話の振り方はとても大切なのだと学ぶことができました。
まとめ
インタビュー力は何度も経験して少しずつあげていきたいと思います。
普段の会話などでも気持ちよく話をしてもらう方法などを身につけるよう工夫してみるのもよいかもしれません。
機会があればアイデアソンなど積極的に参加してみたいなと思いました。
普段ビジネスインタビュー(サイト制作のためのお客様へのヒアリング)は行なっているのですが、ユーザーにヒアリングするのはまた少し違っているなぁというのも発見です。ビジネスでのお打ち合わせと違い、前提がない状態で始まるインタビューのため、場を温めることが大切だとも感じています。